こんにちは、飯塚です。
卒業式のご家族を見かけ、懐かしさとともに、季節の移り変わりを感じています。
今回は「お遺骨」のお話をしたいと思います。
ご葬家の中には「喉仏」を気にされる方もいらっしゃいます。
正確には第二頸椎、首の後ろのお骨なのですが、
その形状が仏様が座禅をして合掌しているように見えることから、
「喉仏さま」のような扱いになっているようです。
火葬後に残る場合と残らない場合がありますが、
火夫さん曰く、
半々、だそうです(諸説あり)
決して残らなかったから、火力が強すぎるとか粗末にしたわけではなく、
生前の行いの善悪も全く無関係ですのでご心配なさらないでくださいね。
本来の喉仏は軟骨ですので残りません。
お骨のお話でもう一つは色の事でしょうか。
火葬後のお骨の着色を「服薬のせい」「病気のせい」と思っている方が多いですが、
お棺に入れたお花や副葬品の色がお骨に色移りする場合がほとんどです。
心を込めてお棺に入れて頂いたお花がお骨に色として残る。
私は素敵なことだと思います。
比較的、80歳以上の方は若い方よりお骨がしっかりしていらっしゃる方が多いです。
運動・栄養・睡眠が大きく関わっているようですね。
ご年配の方々が日々の生活で鍛えられていたのでしょうか?
「寝る子は育つ」も要因かもしれませんね。
お骨上げは、ご家族にとって精神的衝撃は計り知れません。
その時にも必ずスタッフがそばにおります。
僅かでも支えになれたら、と思っています。
他にも気になることは何でもお伝え頂けたら嬉しいです。