こんにちは 飯塚です。
先日、大岡のお客さまから新盆についてのご相談をいただき、
水の子、白提灯、おがらなどを揃えてご準備のお手伝いをしました。
きっと迷わず帰って来て下さると思います。
昨年、お盆のお話はこちらでお伝えしましたので
今日は他のお話をします。
広島や岡山の豪雨被害のニュースを連日観ています。
想像を超える災害となりこの酷暑で大変な状況かと思います。
ニュースの中で、警察の方が身元確認のため故人様にお会いいただくように
「ご遺体はこちらです」とおっしゃっていました。
家族の方「もうご遺体… なんですね…」と力のない声で呟かれていたのです。
私たち葬儀社は、亡くなった方の生前を知らない事が多くありますが
ご家族にとってはつい少し前まで「故人様」でも「ご遺体」でもなく
その方そのものだったという事を改めて痛感したやりとりでした。
本来、葬儀に携わる者として当たり前なのですが
ご家族のお気持ちに寄り添いどう感じる、どう思う、と常に配慮して
言葉を使わなければいけない。
葬儀を滞りなく施行することは大事ですが、もっと根本の大切な事を
忘れてはならない、とセレベルスタッフ一同が、なお一層感じた事です。
どんな仕事でも心を置き去りにしてはならないと強く思いました。
遠く離れた横浜、弘明寺から心からお悔やみ申し上げます。